グリーンピースのパラータ

昨晩は学長が結婚披露宴に出掛けられたので、
学長の奥さんが夕飯時一人になるからと、食事に誘われた。
二人でお喋りしながら美味な北インド料理の夕飯を終え、またお喋りして、
奥さんが「ちょっと横になろうかしら、よいしょ、あなたも
横になったら。」と言うのだけども、眠くなりそうなので
座ったままでいた。
掛け布団をかぶり、すでに寝に入ってる学長の奥さん…、でも
まだ喋ってる。
21時過ぎて学長、秘書を連れて帰宅。
ベッドルームと応接間の仕切りカーテンを指差して、
奥さんが私に閉めるよう無言で促すので閉めた。はは、なんか愛らしい。
そしてまたお喋りしているうちに、やがて
秘書が帰って行ったので、私も帰ることに。


今日も夜、部屋にいると、「キミ。キミ。」と玄関の外で
学長の奥さんが呼ぶので出たら、食事に来なさいと誘われた。
今日は昼ご飯が遅かったのでそれほどお腹が空いておらず、
甘いお茶を飲んで晩御飯を抜こうと思っていたのだけど、
足を怪我されてるのに親切にも呼びに来てくださった奥さんに
無闇に断るのも悪いと思い、喜んで付いて行った。


今晩のメニューは、野菜の炒め物北インド風と、
グリーンピースのパラータ。
パラータというのは、ここで言うのは
南インドで食べた、パイ状に折り重ねたタイプのローティーではなく、
グリーンピースをマッシュして軽く味付けしたものを
小麦粉の生地で包んで麺棒で薄く延ばし、焼き上げたもの。
中にグリーンピースがぎっしり、まさに旬の味わい。
北インドの家庭料理に舌鼓。
学長ご自慢の一品でした。


帰りに奥さんが、冷蔵庫にたくさんある野菜を
すこしわけてくださった。
野菜は学内の従業員の誰かが買ってくるらしく、
うちでこんなに食べないのにたくさん買ってきて困るわ、と
奥さんがいくらかビニール袋に入れて持たせてくれた。