100ルピー、高いか安いか

朝、玄関扉をノックする人がいるので出てみると
見知らぬインド人男性3人。何やら早口でぼそぼそ言って
100ルピーです、と言った。え?何のため?と言うと
食事がどうこう、と言うので、何かまた催し物かなーと
思い、100ルピー渡すと、名前を聞かれ領収書を手渡された。
何日にあるんですか?と聞くと、「9」と言う、9日って
もう過ぎてるので、9月?と聞くと、なんか曖昧に言い残して
彼らは去って行った。
取り残された私は、その領収書を持ってお隣に行き、これは
何ですか?と尋ねると、検定試験顧問のお父さんが
払ったのかね?と聞くので、払いました、と答えると
笑われた。ヒンドゥー寺院を改修するための寄付金だった。
いいのよ、いいことです、とお母さんが真顔でフォローしてくれた。


落ち着いて考えると、食事に100ルピーという金額は
ゼッタイにあり得なかった。自分の余裕の無さを痛感。
こういう不意打ちに冷静に対応できるように心掛けたいものです。