マハラシュトラの家庭料理

夕方になって、お隣のお母さんに今晩うちに食べに来なさいと
誘われ、夜になっておじゃま。
おかあさんいわく、“マハラシュトラ州で最高のチャパティー
というのをご馳走になりました。
ほん…っとに美味しい!!!甘いチャパティー
中に豆の甘い餡が入って、外側を薄いチャパティーの皮でくるんで
薄く延ばして焼き上げてあります。こういう饅頭が日本にもある、
薄皮饅頭というのかな。あれを麺棒で延ばして焼いたような。
私の好みにまたしてもピンポイントで突いてくる味わい。
餡はカルダモンで香り付けされ、焼くときにギー(ミルク由来のオイル)を
使っているので、もはやお菓子の匂い。
お母さんいわく、アツアツが美味しいとのこと。まさに。
そのほかは、じゃがいもの香味煮、カリーパッターとミルクのスープ、
パコーラ(インド版天ぷら)、ごはん。
結構最近になって知ったんだけど、インドでは
お代りを勧められたときは、最初は遠慮するのがマナーらしい。
食い意地がはっているのはマナー違反なのでしょう。遠慮こそ美徳。
もう1杯どうぞ、いえ、もう結構です、そうおっしゃらずに、
では、、、(場合によっては2、3回リピート)と、1度引いておいて、
さらに勧められたら受け入れる、みたいな様子を、もう何度か目にしました。
…というのをすっかり忘れ、チャパティーお代りどう?
はい、もう1枚ください(あ、しまった。)と言ってしまった。


甘いチャパティーは、とても作るのが難しいそう。焼くところを
見たけど、お母さんはとても簡単そうに作っていました。
また今度作るときに、全工程見せてもらえることに。


お母さんの家庭料理を食べることができただけで
私はマハラシュトラに留学してほんとによかった!、といつも思う。
食べる直前、んーカメラ取ってこよーかなーと一瞬迷ったけど、すぐに
ま、いっか、と食べ始めてしまった。


食べ終わってテレビの部屋に行ったら、ムンバイで数時間前に
ローカル線や駅を狙った多発テロがあったらしく、ニュースで
速報を流していた。