仏陀生誕祭典

仏陀生誕式典


今日は仏陀生誕日、インドは祝日です。
朝から、お祈りの歌か何か知りませんが、
インドの北島三郎みたいなのが結構な音量で
どこからか聞こえます。単におっさんが
演歌を聴いているだけかもしれません。
それ以外は、みんなゆっくり過ごしているみたいで、
あたりはとても静かです。


夕方からワルダー仏舎利塔という日本寺で、祭典があるそうなので
それに出掛けた。法華経の、宗派というのか何というのかわからないけど
数百人のインド人の信徒たちが集まって、お経に耳を傾けていた。


読経の後、伝統音楽のミニコンサートが催され、仏陀、あるいは
法華経にちなんだ歌が歌われていたようだった。私は適当に聞いて
後はぶらぶらしていた。


私は知人のつてでゲストとして招かれて行ったので、ご馳走が
振る舞われた。ビュッフェ形式だったので、あれもこれもと欲張っていたら、
あっという間にプレートが恥ずかしいほどてんこもりになった。
今日のために日本から来て滞在しているここのお坊さんは、
東京にいる私の語学の先生と所縁が深い。私のてんこもりのプレートを見て
「日本に帰って、先生に『キミコさんは(暑くて食欲が落ちるどころか)
もりもり食べてました』と伝えておきましょう」と言われた。
自分が煩悩だらけなようで、うなだれた。