家庭料理見習い

今日は日曜、休日。インドでは一般的なのかもしれませんが、今行ってる学校は
土曜も授業をやるので、日曜は週に一度のお休みです。
朝寒くて起きた。クーラー効き過ぎ。
朝の涼しいうちに、掃き掃除やキッチンの戸棚の掃除。6、7時台。


ガスレンジもガスもやっと揃い、キッチンで初めて作ったのは
カシミールティー。紅茶ではない、緑っぽいお茶の葉っぱを使い、
カルダモンとシナモンで香り付けします。
これは、ムンバイの旅行代理店で教わったもの。
でも欲張ってスパイスを煮出し過ぎ、味が濃くなってしまった。
あの上品な味が出せなくて残念。意外と難しい。
ミルクが手に入ったら、チャイ(インドのミルクティー)を作ろう。


昼になり、外の定食屋でランチ。門番のおっさんとしばらく雑談。
あーもっと語彙を増やしたい!知らない単語があり過ぎる。もどかしいです。
駄菓子屋でペプシを飲んで菓子パンなど物色していたら、昨日の知人からTEL。
Airtel(携帯電話サービス会社。ドコモとかそんなかんじ。)
からまだWEBサービス開始のメールが来ないと言ったら、
サービスコールセンターに電話すればやり方を教えてくれるとのこと、
さっそくコールし、オペレーターに言われた通りに手続きメールを
送信したんだけど、その先がちっとも上手くいかない。
なので諦めて、明日Airtelのサービスショップに出向くことに。


部屋に戻り、お金の記録を全くしていないのでそろそろ不安になり
Excelでグラフにでもしてみるかなーなどと考えるも
授業の予復習が優先され、グラフのほうはまたいずれ…。
お金の管理、苦手です。いつになることやら。


昼下がりしばし昼寝。また勉強の続き。夕刻停電になり、最初ローソク
火で勉強してたけど、やがて予習終了。部屋の中は暑いので、玄関周りや
中庭の土間の掃き掃除したり、クーラーに水入れたり。
そうこうしているうちに夜になり、室内は真っ暗なので
月明かりですこしは明るい玄関先に座っていたら、お隣さんの
お母さんに夕飯は食べたの?と聞かれ、お菓子を食べますと答えたら、
うちで食べるかと聞かれたので、これは絶好のチャンスと思い、
作り方を教えてくださいとお願い。
停電が終わったら作り始めるから遅くなるとのこと。
停電が明けるまで、敷地内を歩き回ったり、中庭でぼーっとしていたけど
月明かりが驚くほど明るい。青白い色まで見える。月明かりってこんな
色してたのかーとその美しさに見とれていた。インドは空気が埃っぽくて
汚いから星空はあまりよく見えないと思っていたけど、ワルダーは田舎だからか、
デカン高原というだけあって一帯がちょっと高台になってるのか知らないけど、
星々がとても大きく、色もかなり鮮やかに見えます。とにかく夜空が美しい。
ワルダーの素晴らしいところを挙げろと言われたら、まずそこでしょうか。


部屋でぼーっとしていたら、ほほ、停電が明けた。料理を教えてもらえる
嬉しさで足取りも軽くお隣さんに直行。
今晩のメニューはチャパティーにライス、サブジー(野菜炒め)、
熟れたマンゴーのピューレ、ダル。米とダルを同時に圧力鍋に入れていて、
手軽さにびっくり。いーなー圧力鍋欲しい。1時間半くらいかけて晩御飯の準備、
ちょこちょこと手伝わせてもらったから、何となく流れはわかりました。
明日は自分でやってみよ。


家の男性+お客の男性、計4人が先に食事を始めた。
インドって、男性の後に女性が食事をすると聞いたことがあるけど
それを目の当たりにして、ちょっと動揺。
男性が食べている間、奥さんが車座に座っている男性陣の真ん中に座り
食べ終わったものがあれば、どうぞと御代わりを促してました。
私とお客の女性は傍でぼーっと見ていた。
男性陣が食べ終わったあと、家の女性+私を含むお客の女性+遅れて
帰ってきたお兄さんで晩御飯第2部。
食べ終わったら22時過ぎていた。