ゴア〜コーチン移動(2)

明け方何度か目が覚め、8時過ぎ頃ようやく起床。
視界に入るいくつかの寝台では、まだ多くのインド人が
横になっている。
私は進行方向と平行になっている通路沿いの2段ベッドの上段に
寝ていた。
下の段にはインド人男性がまだ横になっている。
通路挟んで反対側には、3段ベッドが向かい合わせになっていて、
2組のインド人ファミリーがそれぞれ寝転がったり、
身支度を整えたり、子供がはしゃいだりして賑やかかつ
インド人の生の生活の匂いがする。


上段からはしご伝いに下に下りると、
本来就寝時以外は折りたたんで2人分の座席が出来上がるところを
ベッドの状態のまままだ下段の男性が寝転んでいて、
私が座るはずの座席部も彼が占有している状態だったのだけど、
気がついた男性が私が座るスペースを空けてくれたので座った。
彼はコーチン出身、バンガロールで働いているのだけど、
身内でお祝い事があるそうで帰省途中なのだそう。
近くの座席の子供も私の隣に座り、話したり窓の外を見たりしているうちに、
ほぼ定刻通りにコーチンのエルナクラム・タウン駅に到着。