ひさびさにチャンダン

3週間前くらいか、町の路地を自転車で走ってると、前方から
ちょっと目立ってかわいらしい、垢抜けた感のある女の子が歩いて来るのが
目に入った。ワルダーにもかわいい子がいるものだなーと思ったけど、
普段外国人の私を好奇のまなざしでインド人たちが直視してくるのに
正直うんざりしているので、同じことを他人にしたくないので、
目の端で見納めるに留めておいた。…のだけども、すれ違いざま、
その子が「キミ!」と私を呼んだ。
ひさしく会ってない友人のチャンダンだった。


チャンダンという子は、とにかく強烈なキャラの持ち主で、
とってもパワフルなため、おとなしめな私にはちょっとヘビーなので、
しばらく連絡を絶っていたのだけども、ひさびさに会うと懐かしかった。
電話魔の彼女、開口一番「電話くれなかったじゃない!」ときたので
苦笑しつつ「え、あぁ、うん。」なぜなんだ、しょっぱなからすでに押され気味。
何か言い訳でもしようかと思ったら、間髪入れず「私、ケータイ買ったの!」
えーー!!びっくりしたー。(それまでは寮の電話や公衆電話からかけてました。)
「番号言うから。」あ、はい。「電話してね!じゃ、バ〜イ!」


…ということがあったのだけど、先週ナグプルに行くとき、
列車の中でTELが鳴って、表示を見ると彼女だ。
午前10時とかで、何の用かと思って出たら「お茶しない?」とか言って。
彼女はそういう人で、そういう感覚がそこらへんにいるワルダーの女子とは
違うと思う。どっちかというと、日本のヒマな大学生に近い。
ナグプルに向かう列車の中だと答えたら、そう、わかったー、とか言って
電話すぐに切れた。