ポーナル・アシュラム

5日(金)の夕方から、ワルダーからバスで15分くらいのところにある
ポーナル・アシュラムというところへ行って2泊してきた。
ここは以前も滞在を含めて4回来たことがある。(2006-10-18参照)
マハトマ・ガンディーの高弟、ヴィノバという聖人が立ち上げた小さなコミュニティ。
ガンディーの政治的後継者がジャワハルラール・ネルーなら
ヴィノバは精神的後継者、というのを聞いたことがある。


そこへ何をしに行くのかと聞かれると、ちょっと回答に窮するのだけども、
居心地がいいので滞在しに行く、という感じ。
アシュラムというと、修行とかメディテーションのイメージが強いけど、
それはアシュラムによりけりのようで、ここでは、私は、
具体的に言えば、


04:30〜05:00 お祈り
06:00〜07:00 昼食準備の手伝い
07:00〜    朝食、その後、与えられた仕事(敷地内の掃き掃除etc...)
10:30〜11:00 お祈り
11:00〜    昼食、その後、夕食準備手伝い
12:00〜14:00 (沈黙の時間)
17:00〜    夕食
19:30〜20:00 お祈り


という感じ。お祈りと食事の時間は決まってて、
その時間になると、みんな方々から集まってくる。
でもお祈りは自由参加。
食事の準備手伝いとか掃き掃除なんかの奉仕作業は
ここではみんなで同等に労働するのが原則なので
一応ゲストも参加することになってるはず。
ヒンドゥーベースなので、お祈りはヒンドゥーの讃歌etc...。
あとは空いた時間で、アシュラムのシスターとお話したり、
シャワー浴びたり洗濯したり、海外からも来てる他のゲストと
仲良くなったり、アシュラム内に住み着いている犬と戯れたり、
アシュラムで飼育している牛を眺めに行ったり、本読んだり、
アシュラムに売りにくる商人から果物を買ったり、
そうこうしているうちに1日が終わる。


朝のお祈りのあとは、私は本を読んだり、
宿泊ルームの掃き掃除とかして過ごしているけど、ヨガをやったり、
メディテーションに充てたりしている人など時間の過ごし方はいろいろ。
私はここでは朝は4時過ぎに起きて、夜は9時前には就寝。
<沈黙の時間>というのは、誰ともしゃべらずに自分と向き合う時間。
でも大半の人は昼寝タイムに充ててるみたい。私も大体寝ている。


昨日の午前中は、滞在中のスウェーデン人の学生カップルのツーリストと、
同じく滞在中のアメリカ人女性と一緒に、アシュラムのシスターの案内で
近くの丘までハイキングに行った。歌を歌いながら。