結婚式

4〜6月にかけてインドでは結婚式シーズンなんですが、
最近もちょこちょこと結婚式を見かけます。
チェンナイでも夜8時頃、白馬に乗った新郎が賑やかな楽隊とともに
市電の大きな駅の前の道路をしずしずと進んでいるのを見かけた。


今晩は、学内に住む職員の家族の娘さんの結婚披露宴が学内で催された。
18時頃から、のっけからゴアトランスのようないい感じの音楽が流れ出し、
しかしゴアトランスはその1曲目っきりで、あとはポップなヒンディーミュージック
だった。
デジカメを持っていくと、たちまち子供たちに取り囲まれる。


20時から開場、と言っても特になにかプログラムがあるわけではなく、
終始招待客を中心に人が出入りして、新郎新婦に挨拶したり、ビュッフェスタイルの
食事をとったりするんであった。


新婦はさっきから見かけるけど、新郎がいない。
いつ来るのかなーと思って、そのへんにいた人に尋ねたら、
「あなたがさっき写真撮ってた人、あの人が新郎よ。」と言われた。
かなり動揺した、けど、平静を装って、「あ、なるほどなるほど、そうでしたか。」
…実際はなるほどではなかった、さっき確かに新婦と男性を2ショットで撮ったけど、
その男性は新婦の叔父か、新郎のお父さんだろう、と勝手に納得していたほど、
それほどおっさんだった。そうか、彼が新郎だったのか。
ラシュトラ・バーシャ(ここの学校)にはヒンディーのコースしかないのに、
やれ、インドに何をしに来たのかとか、私が学生だと答えたら、何を学びに来たのかとか
要領を得ないことを聞くなーと思っていた。
彼のつっけんどんな物言いもインポライトだったけど、私の見た目判断も
相当失礼だった。