ワルダー到着

昨日、お昼にチェンナイ市内のエグモア駅前で
前日の晩とは別の店で懲りずにエビカレーを食べ、これまた不満足で、
その後、すでに2度行っている市内の複合ショッピングモール、
スペンサー・プラザにまた行き、アイスクリームショップで
アイスRs.55を食べ、焼きたてクッキー屋で列車の中で食べる
お菓子を買い、時間になったのでバスに乗って宿に戻り、
チェックアウト。
荷物を背負ってオートでチェンナイ・セントラル駅に着いたのは
列車発車時刻のちょうど1時間前だった。
わかりやすいホームで待っていると、間もなく当駅始発の
ヴァラナシ・エクスプレスがホームに入ってきた。
あー、これにずっと乗っていれば、私の大好きなヴァラナシまで
行ける、ワルダーからさらに24時間かかるけど。


スリーパークラス(エアコン無し寝台車)の車内は
一方の窓側に進行方向と平行して2段ベッドがあり、
通路挟んでもう一方の窓側には向かい合わせの6人掛けのボックス席、
夜になれば3段ベッドになり、6人が寝ることができる。
列車内はチャイやら手頃な値段の玩具やら果物のほか、
どういうわけか手工芸品の調理器具などを売りにくるけど
至って退屈で、窓の外も列車が出て間もなく夜の帳が下りて、
それまでもみんな横になってごろごろしていたのだけど、
20時になってみんな本格的に寝始めた。私も寝ることに。
チェンナイを出てからしばらくして小雨が降っていた。


翌明け方、人々の話し声で、ワランガルを過ぎたらしい
ことがわかった。私が今回の旅行で最初に訪れた場所だ。
ワルダーからワランガルまで確か6時間くらいだったから
もう6時間でワルダーだ。
また眠り、8時頃起き上がり、歯を磨いたり身支度を整えて、
すこし大きな停車駅で外に降りてドーサを買い求め、
また車内に戻って朝食。


列車の乗車口は手動扉なので、走行中も勝手に開放して
流れる景色をいつまでも見ることができる。

もうもちろんタミル語カンナダ語の丸っこい文字の標識は見られず、
目に付くものはどれもヒンディー語


予定通り、10時過ぎにワルダー市内の駅、セワグラム駅に到着。
オートを拾って、そのまま日本寺の知人とその隣人に
挨拶がてら手土産を渡しに。
セワグラム駅は初めて利用するので位置関係がよくわからず、
オートのドライバーにぼったくられた。


なにしろ無事帰宅。
あまり深く考えずに買った周囲の人たちへの土産が、
案外数が足りないことに気がついた。
あの人にも、あの人にも、…とついついなってしまう。


デカン高原はやっぱり涼しい。
戻ってきて、太ったんじゃない?と何人かに指摘された。