チェンナイ 3日目

昼前になって、昨晩書いた祖母宛てのバースデイカードを持って
駅近くの郵便局へ行き、発送。
A3くらいのサイズのかなり大きめな封筒なので
ちゃんと着くか、ちょっと心配。送料103ルピー。


その後、先日から気になっていた駅前のレストランで
フィッシュビリヤニ、58ルピー。
値段だけあって、かなり美味。
ちゃんとバスマティ(長米)使ってるし、
仕上げに、ギー(ミルク由来のオイル)で炒めてあって
とても香り高かった。贅沢な1品。
ほぐされた魚の身が入っていた。
安食堂の20ルピーとか25ルピーの庶民のビリヤニとは
明らかに違う。
今回の旅で食べた「美味しかったものベスト5」に入ります。
とは言っても、あまりお金かけてないので、レベルは高が知れてますが。


食べ終え、同じ店でドライフルーツケーキのカットを買い、
バスに乗って今日はビーチ方面へ。
チェンナイはポンディチェリーと同じく、ベンガル湾
面した街。
チェンナイのビーチは幅が広く、砂浜に降り立ってから海まで
かなり距離があった。
ビーチはチェンナイっ子及び観光客の憩いの場という感じだった。


海岸通り沿いには、赤レンガ造りの立派なチェンナイ(旧マドラス)大学が
あり、キャンパスには学生以外にも観光客らしき人々や地元人のような人が
そこらへんに腰掛けたり、案内板を眺めたりしていた。
余裕のある敷地内には都市銀行と郵便局が建っていた。


ビーチ周りには記念碑やモニュメントのある広々とした公園があり
2004年の津波被害のときの様子を後世に残す、
子供たちによる壁画もあった。


海岸沿いの地域には、その他にもスイミングプールや、博物館や、
東インド会社の拠点であった建物やいくつかの古い教会、
ヒンドゥー寺院などが点在する。


露店のパインとパパイヤのカットフルーツ盛りRs.5を食べ
小梅のような半乾燥果実に塩を振って食べる不思議な食べ物Rs.2をつまみ、
バスに乗り、南北を走る海岸線を南下、喧騒から離れた場所にある
ガーンディー・ナショナルパークへ。
ここには、緑の生い茂る広い公園内に、ガーンディー記念堂という
公会堂、児童公園、鹿保護公園、そして私の目的とするヘビ園がある。

このヘビ園は、インド種及びその他の地域のヘビ、ワニ、海ヘビ、
カメレオン、カメを、合わせて約50種、飼育管理している。
入場料Rs.5とデジカメ持ち込み料Rs.20を払って園内に入ると、
早速巨大種のヘビがガラス張りの向こうに。大変愛くるしい。

ヘビは1種につき1〜2匹、ワニは1匹のものから10匹以上が
広々とした自然に近い居住空間を与えられていた。
“大部屋”のワニは、片隅に何匹もが固まって寝ていた。

園内はインド人家族連れや観光バスに乗ってやってきた
インド人観光客でとても賑わいを見せていた。
タミル語以外にヒンディーも聞こえたので、北インドからはるばる
やって来た人もいたのかもしれない。


広くはないけど見ごたえばっちりのヘビ園を後にし、
夕刻、エグモア駅方面のバスに乗って宿へ。