ラマナ・マハルシ

バックパックを受け取り、おっさんがラマナ・アシュラム(正式には
「シュリ・ラマナシュラマム」)まで送ってくれた。
おっさんと数時間過ごしてわかったのだけど、彼はすこし常軌を逸している
部分があった。なので、これ以上一緒にいると、何かに巻き込まれても
全然不思議じゃないような気がしてきたし、何しろ疲れてきた。
なので、そこでお礼を言って別れた。


アシュラムのオフィスに頼んでバックパックを置かせてもらい、
観光客が多い敷地内をぶらぶらしていたら、昨日会った日本人女性に
また会った。
少しお話をお伺いしたいんですが、お忙しいでしょうね、と聞くと
夜に時間を取ってくださった。
それから近所にある食堂も教えてくださったので、別れた後、
その食堂にランチを食べに行った。


その後、今晩こそ、いくら巡礼客や観光客が多くても、宿をどうしても
見つけねば、と思い、辺りをうろつき、オートの運転手に聞いたら
バススタンドのほうまで行ったところにある、と言う。
バススタンドまでオートでかなり距離があるから、できたらこの辺で
探したいのだけど、と言うと、傍を歩いていた青年に尋ねてくれ、
その青年はレストランで働いているらしく、そのレストランの斡旋で
ゲストハウスを紹介してもらった。1泊200ルピー。
大通りから少し距離があるので、自転車をレンタルした。1日15ルピー。


アシュラムのオフィスにバックパックを取りに行き、部屋に辿り着き、
そのまま夕刻まで就寝。
夜になって、日本人女性に会い、いろいろ聞くことができた。
何しろ、長い1日だった、聖なるアルナチャラの麓で。