カニャークマリ 初日(後編)

お金をおろして、早速朝の軽食。
7ルピーで揚げ物とイドゥリを食べ、
2ルピーでパインをかじり、
3ルピーのお茶を2杯飲んだ。15ルピーになった。


ゴアではついにチャイを飲まなかった。
フレッシュジュースばかり飲んでいたのだ。
そしてコーチンで初めて気付いたのだけど
この辺りはブラックティーを作っておいて
グラスに砂糖とその紅茶と熱いミルクを入れ
上から高さを付けて、別のグラスを下に構えて勢いよく注ぎ込む、
これを3回くらい繰り返して、砂糖を溶かしつつ
同時にチャイの中に空気を含ませて出来上がり。
なので、私が飲んだことのあるどのチャイよりも
泡立っていて舌触りがなかなかいい。おいしい。


コーチンのマーケット近くの道端で飲んだチャイも
そのミックスするチャイだったけど
これが思いのほか美味しくって
ミックスするチャイはこんなに美味しいのか!と思って
その美味しさを求めて今朝2杯飲んだんだけど、
コーチンで飲んだものが一番美味しかった。


露天を冷やかし、さすがに陽射しがきつくなり
部屋に戻った。


14時頃、ランチに出掛けた。
タミルナドゥ州のミールス、味は薄め。20ルピー。
そのまま、カニャークマリのあるコモリン岬の最南端、
ヒンドゥー寺院がある周辺を散策。
土産物屋がとても多いけど、昼時で陽射しが強いため
客も朝ほどいなくて、すこし閑散としている。
店の人も朝ほど意欲的ではなく、みんなちょっと休憩、という感じ。
どこを歩いても、海がまっすぐ見える。
ここは2004年に津波が来たところなので、どんな具合だったか
ちょっと現地人に尋ねてみた。
水位のことや当時の人々の非難状況を聞いたけど
そんなに深刻な被害でもなかったらしい。
ヒンディーは喋れないけど、英語が辛うじて話せる現地人。


また部屋に戻り、17時半、夕陽を見に行った。
でも水蒸気できれいに見ることができなかった。
そのまま、夕方のお茶をしに。
今度も美味しいお茶には出会えなかった。