ナガールジュナサーガル 2日目

昨晩のオートの若者ドライバー、10時と言っていたのに
どういうわけか8時半に迎えに来た。
彼は見た感じ22、3歳くらい、黒の長袖ボタンシャツに
裾に模様の入った、足首丈の黒の腰巻きを巻き、
そして黒いショールを無造作に首に巻きつけていた。
全身白はよく見かけるけど、全身黒、初めて見た。
かなりスタイリッシュ。ギャルソンて感じだ。
後で聞いた話では、その服装はヒンドゥーのある種の人の
儀礼のひとつで、11月のあたまから1月までの期間限定の
スタイルなのらしい。
多分、同時に他の戒律も並行して守っていると思う。
ファッションと何ら関係無いにしろ、長身でスタイルがよく
ハンサムな顔立ちの彼にとてもよく似合っていて、印象的だった。
しかし私は、昨日の現地マネージャーとの約束のほうが
きっとおいしいに違いないと思ったから、ギャルソン青年を断ることに。


昨晩のロッジ内のツーリストインフォメーションに行くと
まだ閉まっていた。振り返ると、昨日の州観光開発公団の
現地マネージャーが来た。名刺を渡してくれた。
そのまま、特に何の説明もなく、ではダムへ行きましょう、となり
彼の運転するバイクで移動。インドは基本的にノーヘル。
州政府だろうが何だろうが、ノーヘルだ。