ナガールジュナサーガル 初日

長距離バスの中で、同乗者が「そうか、ナガールジュナコンダへ
行くのか、今日はもう遅いから明日の朝行くといい。」と
アドバイスしてくれた。
どうやらナガールジュナサーガルというところに
ナガールジュナコンダというのがあるらしい。


やがて切符売りが「ナガールジュナサーガルだよ。降りなさい。」
と教えてくれた。
降車すると真っ暗。辺りは観光地らしからぬ閑散ぶり、
ロッジらしきものも見当たらず、道路脇で軽食を売る現地人に
尋ねると、ここらには安宿はないから、オートでどこどこまで
行くといい、と教えてくれた。
傍に待ち構えていたオートに、どこどこに行きたいんだけど
いくら?と聞くと、50ルピーと言う。オートで50ルピーとは
結構な額なので、ぼったくりかと考え、他のオートを
拾おうとしたが、どうもその値段が相場らしく、私は最初の
オートに乗ることに。そもそも、私はその“なんとかヒル”が
ここからどのくらいの場所にあるのか知らない。


オートはバスで今来た道をまた逆戻りし、着いた宿泊施設は
すごくきれいでまだ新しい大きなロッジ。後でわかったんだけども
州観光開発公団のものだった。でも最安で500ルピーを
超えていたので断り、100〜200ルピーくらいの宿に連れてってと
頼んだ。なぜか2人乗っているオートの運転席の若者2人、
何事か話し合って、また移動、次のところは、通りに面したところに
ダイレクトに部屋があって、150ルピー、これに決まり。
オートのドライバーが、明日、滝やら博物館に案内するからと言い、
10時に約束。


部屋で落ち着き、外を少し徘徊。道路挟んで向かいに、
ツーリストインフォメーションが入った、州観光開発公団の
ロッジ、こちらも新しくきれい。
中庭を通り抜け、ツーリストインフォメーションのドアの
前に行くと、すでに閉まっていた。
レセプションで、ガイドマップを所望したけど無いと言われた。
こぎれいな食堂があったけど、食欲がなかった。


うろうろしていると、州観光開発公団の現地マネージャーに
会った。
何があるかも知らずにここまで来てしまった私にとって
着いて早々、彼に出会えたのは、相当ラッキー。
明日案内してもらえることに。