出発

19:30
列車の出発時刻は23:25だけど、夜遅くに出歩くのは危険なので
早めに駅に来てしまった。
ラシュトラバーシャから途中まで歩き、リクシャーが通り掛かったので
駅まで乗った。Rs.5。


ミネラルウォーターを買い、駅構内へ。
プラットフォームまでは、日本と違って切符を持ってなくても誰でも
入れる。
そういえば、ワルダー・ジャンクションに来たのは初めてだ。
列車が長いので、ホームも長い。
夜行列車を待つ人々で、駅は思っていたより人が多い。
列車に乗らないと一目でわかるような、ホームレスのような子供が
何人かでかたまっている。


インドの田舎の人々は行列を作るという習慣がないので
列車が来ると、出入り口に乗りたい人々が一気に密集する。
乗り遅れたら大変と皆思い込んでいる。
でも列車は5分くらい停車するので、間もなく落ち着き、
見送りの人とお別れしている模様などが見られる。


振り向くと、さっきまで私の隣にいたホームレスっぽい男の子が
サンダルだけ残して姿を消していた。


駅は揚げたてのスナック類や袋物のスナックやチャイの売り手が
列車の窓の外を歩きながら「チャ〜イチャ〜イチャ〜イ…」とか
ひっきりなしに声を掛けているので、賑やかさが増す。


座る場所を確保し、ペットボトルの水を一口飲む。
ここらの人は、ペットボトルを口を付けずに、上から口に向かって
注ぐようにして飲む。
こうすれば、みんなで回し飲みできるし、なにより清潔が保てる。
インド人は口を付けて回し飲みしない。
私もこの飲み方になってしまった。


知人に駅に着きましたとケータイからTELし、Waiting Roomに
移動し、ガイドブックや本を読んで時間を潰した。


そうこうするうちに列車到着。
車両に辿り着き、座席ナンバーを辿ってみると
誰かすでに寝ていたので、別の空いてるシートに落ち着き
間もなく就寝。