トンボ

どこからか、ほとんど悲鳴に近い昆虫の激しい羽音が聞こえ、
音のするほうを探したら、わが家の中庭の一角のクモの巣に
中くらいの大きさのトンボが引っかかっていました。
クモには悪いけどトンボを逃がそうと思い、竹ぼうきを手に
なんとか無事救出。


自由になったトンボは少しだけ飛んで、家の壁にとまって
休憩しているようす。羽ばたきし過ぎて疲れたのかなーと思って
目を離した瞬間、「パクッ」と嫌な予感のする音。
トンボのほうにまた目を向けると。


嗚呼、今度はトカゲに捕獲されていた。


んー、君ってば…。