日本からの研究者

先日、ワルダー市内在住の日本人女性の知人からTELがあり
いま、日本寺にマハトマ・ガンジーの研究をされてる方が
宿泊されているという話を聞き、今日は日本寺に出掛け
大学の先生とその教え子の修士課程の女性に会ってきた。


彼らは、マハトマ・ガンジーを直接知っている数少ない証言者や
その思想を継いで生活、活動している人々にインタビューして
インド各地を周っているそう。
日本では、ガンジーの研究をされている人はかなり少ないらしいし、
ガンジーを直接知っている人たちはもうかなり高齢なので、
今回得た資料はかなり貴重なものになると思う。


ガンジーの思想を受け継ぐ人々をガーンディアンと呼ぶんですが
面白いなーと思ったのが、同じガーンディアンでも
考え方や政治的な意見が異なっていて、結局その人その人の中で
ガンディーの考え方が解釈されて生活の中で昇華されているらしい。


また日本でガンジー関連の論文を書くには、どうしても既存の論文の
研究、考察といったのがメインになるらしいので、
そういった意味においても、今回のデータ収集はとっても意義深い
ようです。


インドに来て約2週間、2人とも若干風邪気味でしたが、まだ残り
1ヶ月も資料採取の旅を続けるそう。