チャンダンからのTEL

お隣から戻って自室で本を読んでいたらケータイが鳴った。
知らない番号。出ると果たしてチャンダンだった。
寮のルームメートとこの雨の中、町に来ているという。映画見た後
例の、彼女の叔父とプチバースディパーティーをしたレストランで
食事をするらしく、私も誘われたけど、雨が降って
外出するのが億劫だし、彼女といると何だか疲れるようなので
今日は部屋で休むからと断ると、気分を害したのか、
あなたヒンディー語を学びに来たんでしょう?なら喋らないと
喋れるようにならないわよ、私がこうやって誘ってあげてるのに!
(多分そんな感じ。)と火が付いたように喋り始めた。
でも、というか、なのでというか、結局やっぱり断った。