メヘンディ

朝までたしかネットに繋がっていたのに、授業から戻ったら
繋がらなくなっていた。どうやら月額の通信料を払いに行かないと
いけない様子。私が使っているのはプリペイドで、
月々何10ルピー分の通話料を含む、という数種類のサービスの中から
自分の利用に適した額のものを選ぶことができます。
その前払い分の期限が切れたんやね。なるほど。


朝食後、さっそく町に出てケータイのサービス窓口に。
でも今日は金曜で、金曜はサービスをやっておらないので
また明日来るように言われた。窓口は開けておいて
サービスはやらないのです、これいかに。
これがインドです。


生菓子屋さんで手土産を買って帰り、先日料理を教えてくれた
敬虔な親子の家へ。
家族はみんなシエスタ中で、おかあさんがそっと私を中に入れてくれました。
聞けば、明日は学内に住む人の結婚式が行われるそう。
おかあさんが、私の手にメヘンディ(ヘナ)と呼ばれる
デザインを描いてくれました。

昔、日本の駄菓子屋で売っていたパラソル型のチョコをご存知でしょうか、
あんなような形をした絞り袋の中に、ヘナと呼ばれる草をすり潰したものを
入れて、細い口から絞り出しながら、吉祥の紋様を描くのです。
デザインのパターンはたくさんあって、地方にもよるみたいです。
草は、昔はほんとにすり潰していたかもしれないけど、今は
ペーストや粉が雑貨屋とかで売っています。
2時間乾かしたら水で洗うのよーということで
部屋に戻って2時間寝て待った。

出来上がり。皮膚の層に着色しているので、皮膚が代謝すると
徐々に色が薄くなっていきます。前にやったときは10日くらい持ったかな?
インド(ヒンドゥーだけかも?)の女性は小さい頃から
自分の手などで練習してるから、みんないろいろなデザインを描くことが
できるようです。でも人によって、やっぱり上手い下手があります。