インゲン豆の香味炒め
朝、ものすごくインドっぽい、私好みの音楽に誘われて、
学内の敷地にある1軒の家の前に行くと、4、5歳くらいの女の子と
おかあさんが玄関口にいたので話しかけてみました。
「いい音楽ですね」と言うとおかあさんが、その曲がヒンドゥーの
神様のためのお祈りの歌であることを教えてくれた。
ははー、だからなんとなく豊かで落ち着いた気持ちになれるのかしらん。
敬虔そうな親子と雑談をしているうちに、食べ物の話になり
私が料理の作り方を教えて欲しいんですが…とお願いしたら
快く了解してくれました。
10時半から作り始めるとのことだったので、いったん自室に戻って
また訪ねて行った。
雑談しながらおかあさんは料理の下ごしらえ。
前にも日本人女性がひとりで来てたのよーとか、マハラシュートラ人
(マハラシュートラとはここの州名。“関西人”とか“東北人(?)”
という感じ?)はどう?とか聞かれて面白かった。そんな聞き方をされたことが
なかったので。
他にもいろいろと聞いたり聞かれたりして、とても気さくなおかあさんです。
今日のランチはインゲン豆の香味炒め。
- にんにくのすり潰したものと、ケシの実、クミンシードを多めの油で炒める
- 玉葱みじんを加えて透明になるまで強火でさっと炒める
- 火を弱め、ターメリックパウダー(少なめ)とカイエンペッパー(多め)を加え炒める
- インゲン豆の刻んだものを入れ、火をやや強めて一緒に炒める
- なじんだら少し水を加え、さらに塩少々とミックスマサラ(ミックススパイスの市販品)を加える
- 弱火でふたをして数分間炒め煮にしてできあがり
たったこれだけなのに、すごく美味しくなります。私がやっても
きっとこうはならない。ポイントはやはり香辛料のバランスです。
ここのおうちは、我が家のお隣さんちより辛め。家庭の味が
わかって面白いです。
私が、チャパティーを作るときいつも固くなって、うまく作ることが
できないことを言うと明日また10時に来たら教えてあげるとのこと。
今日はカメラ持ってかなかったので、明日は写真撮ってきます…。