不殺生の国でアリ退治

朝、先生にサブジー(日本語にすると“香味炒め”と訳せるみたいです。)の
作り方を教えてもらったので、それを応用して昨日の晩から水に漬けておいた
ヒヨコ豆を使ってカレー作り。でも素材の分量のバランスがまだつかめず
カレーにしたかったのに炒め物になってしまった。
でもだんだん香辛料の使い方がわかってきました。
3時間くらいキッチンで過ごし、作りすぎたヒヨコ豆の炒め物を
頑張って食べた。残してとっておくと傷んでしまうからです。
迷った末、フルーツも食べてしまった。


午後になって、ムンバイの日本総領事館から、先日オンラインで登録した
在留届の確認のTEL。インタビュー形式で滞在の目的、現在の様子
など聞かれた。これで有事の際は通達が来そうです。


午睡していると、激しいスコールで目が覚めた。
雨だれの音を聞きながらまた眠る。
そうこうしているうちに停電。
クーラーがストップしても雨が降って涼しい。


目が覚めてキッチンの片付け。わが家は、かっこよく言えば
オープンエア・キッチン、ま、外も同然で、風が吹くと
葉っぱが飛んできたりします。
そのようなわけで、日々、何との闘いかというと、
暑さでも言葉の壁でもなく、アリとの闘い。
アリンコが、私の食料をエイサエイサと持ち去って行こうと
します。干しぶどうの粒が壁を移動してるなーと思ったら
アリが持ち上げて運んでいたり。食い止めるのに必死になり、
つい時間を忘れてしまう。私が必死ならアリンコも必死。


スコールが穏やかになってきたなーと思って玄関扉を開けたら
エントランスでやせた野良犬が雨宿りしてました。
私の顔を見ると、なんとなく決まり悪そうに腰を上げて
すたすたと別の場所を探しに。居てもいいのに。


雨が上がって夕刻、お隣のお母さんが訪ねてきてくれた。
娘さんが里帰りしてるそうで紹介してくれた。
この3日間ちっとも顔見せなかったじゃない、たまには
うちに来なさいと言ってました。