結婚式〜お祈り〜

朝から新郎のおうちでは、日本で言う神棚の前で、結婚の儀式が
行われていました。若い新郎新婦は儀式のことをよく知らないので
親戚のおばちゃんが、こうやって、次はこう、とややこしそうな作法を
教えていました。
赤く着色された水の入ったボールを布で被って、その中に新郎の
結婚指輪(純金)を入れて、二人でせーので手を突っ込んで探し当てる、
みたいな儀式とか、新郎が親指側を上にしてグーにした右手に
お米を流し込んでは捨てるというのを何度か繰り返したりとか。
おまじないみたいな感じ。
下の写真は神棚の前に座る新郎新婦。

午後にはヒンドゥー教の僧侶を招いて、おうちでお祈りの読経
みたいなのが行われました。お祈りに用いられた甘いお菓子などは
家のみんなにすこしずつ配って、みんなその場で食べていました。
私もすこしもらいました。

写真奥の一見ラフな格好のおっさんが僧侶です。
お祈りが終わったあと、上着を着て帰って行きました。

新婦の美人姉妹

21時過ぎて新郎宅にて晩御飯。
用意ができるまで、一室で新婦とそれから、しばらく新郎宅に新婦と
一緒に滞在する彼女の妹2人とおしゃべり。
インド人の女性って、結構ずばずばとした物言いをするっていう
印象を受けてたんだけど、彼女たちはとても物腰柔らかで
私から見て女の子らしい、可憐な姉妹。
インド人の知人に言わせれば、結婚したばかりの新婦は
とても恥ずかしがりでおとなしいけど、そのうちしゃべるように
なるっていうんだけど、それって猫被ってるってこと?


新婦を見てると、可笑しくても手で口をおおって、笑うのを
堪えてる感じで、やっぱり新郎宅であからさまに声を上げて
笑うのははしたないのかしらん?と思いました。
でもその様がとても奥ゆかしく見えて、好感が持てました。


そんな美人姉妹たちとしばし雑談したり、マニキュア塗ってもらったり。
ペディキュアも塗ってくれました。
インドの女性はそうやって、ベッドの上でくつろいで時間を過ごす
ことがとても多い気がします。


彼女たちは、先日式の行われたナグプールから来ているそうで
ワルダーの町のことは何も知らないので、明日の午前中
一緒にワルダーの町に遊びに行きましょう?と誘われたんだけど
明日から11時から授業なので、残念ながらお断りしました。
でも、ナグプールから来た子たちにはワルダーは田舎過ぎると思う。