インド式クーラー

こちらに来てお世話になりっぱなしの知人の案内で町にクーラーを
買いに行きました。Rs.1800。


部屋に戻り、さっそくクーラーが取り付けられた。
幸い停電中ではなかったので、動作確認も無事終わり、見事めでたく
我が家にクーラーが取り入れられた。寝苦しい夜とも、もうお別れです。


インド式クーラーというのは、もちろんエアコンのことではなく、
扇風機によって気化熱で冷めた空気を送り出す装置のことです。

具体的にどうなっているかというと、
3方の側面が、水をよく含むおがくず様のもので覆われた箱の中に
強力な扇風機が入っていて、その箱の受け皿に水をたっぷり入れておくと
ポンプで箱の上の皿に持ち上げられ、その皿からおがくずに
水が染み渡ります。皿内に水がある限り常に潤っているおがくず越しに
吸入された空気を扇風機が送り出しているんですね。
これは大小数種のサイズから部屋の広さに応じて選ぶことができます。


窓際に設置したのですが、実際、最初は「?」という感じでしたが
しばらくするとその効果に驚き! 室温は30℃ですが、体感温度
22、3℃くらい、ひさびさに涼しくて今ちょっとお腹痛いです。
インド人頭い〜ぃ。
でも、このクーラーの難点は微調整が利かず、強弱のスイッチは一応あるけど
弱といってもがんがん冷風を送り出します。おほほ、インドで寒い。
しかもこの季節に。


ちなみに水越しの空気を送り出しているため湿度も上昇、いま50%弱。
平常のほぼ倍です。空気がひんやりして涼しさが増し、また
お肌やのどに優しいです。


お隣のお父さんやらお兄さんが、やーインド式クーラーだね〜
とさっそく見に来られた。以前、お隣さんちにあるのを見て、
これイイですね〜と私が欲しがっていたので。


就寝前、クーラーがあんまり涼しいのでスイッチを切ると、
1時間程度で30℃だったのが34℃になり、そうすると
また暑さを感じるのでまたONにした。
ちなみにこのクーラーは室外に置いているため、外に1回出ないと
電源操作ができません。おほほ。