ムンバイ〜ワルダー 出発編

午後4時、ムンバイ市内の長距離バス発着所から、先日予約したバスに乗り、
ムンバイから東に向かって約700キロ先の小さな町、ワルダーに向かって出発。
インド亜大陸の半分をほぼ横断するかたちになります。


途中、峠で小型オート三輪と対向側の車が正面衝突して
小型オート三輪に乗っていた人が荷物もろとも道路に放り出されていたという
たった今起こった事故現場に遭遇、バスは1時間立ち往生。


バス内で向かいの席になったDr.シュレーシュ氏としばし雑談。
30代後半くらい?インド人は気さくに外国人に接してくれる人が多いです。
勝手のわからない異邦人の私に対していろいろと気を遣ってくれ、
とても有難かったです。
シュレーシュ氏は英国で薬学のDrをとり、そして彼の奥さんもまた薬学を
専攻していたというインテリ。
学校で出会ったのですか?と尋ねたら、お見合いだと言ってました。


夜になり、向かい合わせで4人座れる座席のシート部を、両方から展開すると
セミダブルサイズの寝台ができた。
それが2段ベッドになっていて、2人は夜になったら上に上がって寝ます。
4人中、男2人女2人だったので、私はインド人女性と下のベッドで
一緒にざこ寝しました。一言も口を聞かなかったけど。


途中0時くらいにパーキングエリア的な場所に停車、しばしトイレ休憩。
お店を覗いてみたけどめぼしいものはなかった。バスに戻って旅行代理店の
スタッフからもらった、フリトレーのインド産チップスを食べた。
味はまあまあ。カルビーのほうが美味しいです。
またバスが動き出して就寝。