報告

じつは、インド・デリーに支社のある日本の企業に就職することに
なりました。企業といっても小さいですが。


会社の要望で、このゴールデンウィーク前にはまたインドに戻ることに
なってます。ビジネスビザがスムーズに取れたらの話だけど。


しばらくは実家で過ごして、抜けた日記とかアップして、
落ち着いたら東京に何日か滞在してから出国する予定です。





エローラで出会った犬

日記更新

3月31日4月3日の日記をアップしました。
砂漠に行った写真もあるので、よかったら見てみてください。


今日は実家の部屋でごろごろして過ごしてました。
1ヶ月以上前にインド・ワルダーから送った荷物がまだ届かない…。
あー紛失かもなー。


日本が寒いせいか、日本に帰って刺身を食べたせいか、
お腹を壊してしまいました。

帰国

約1年ぶりに帰国。
インド・デリーからマレーシア・クアラルンプール経由で
今日19時過ぎに成田に到着しました。
日本寒い!
今日の関東地方は特に寒いみたい。花冷え。


日本に戻って思ったのは、日本って人が少ない!
インドって明かりがあるところは
いつも祭りみたいに人がひしめいてるから
明かりが点いてるのに人がほとんど歩いていない夜の東京を見て
なんか不思議な感じがした。何でこんなに人が少ないの!?って。


成田空港でインターネットができるところがあったのだけど、
100円投入して10分間使用可、たったの?!
画面に表示される残り時間をちらちら見ながら
ささっとメールとかチェックして、
Yahoo!とか見てたらいつの間にか10分経って
何の前触れもなくいきなり切れた。


今晩はもう実家の山口まで戻る便がないから
明日飛行機か新幹線で帰省します。

デリー 2日目

ちょっとだいぶ日記が飛んでしまいましたが、今、デリーに
います。


“ホワイトシティ”ウダイプールのあと、
“ブルーシティ”ジョドプール、
その後、“ゴールデンシティ”ジャイサルメール
そして“ピンクシティ”ジャイプール、
ここまでがラジャスタン州。
続いて、白亜の霊廟タージマハルのあるアグラ、
私をインドの虜にした街、ヴァラナシ、
そして昨日の昼、今いるデリーに到着。


明日の夜の便で、日本に帰ります。
今日はいろいろ土産物を物色して歩き回りました。
デリーはあまり興味なかったけど、
やっぱりいるとなかなか楽しい。
まだ真新しいメトロにも乗りました。
韓国の技術援助によるらしい。
すごくきれいで整然としててインドじゃないみたい。
自動改札なんだけど、日本みたいな紙の切符じゃなくて、
500円玉くらいのプラスチックのチップだった。
改札入るときはかざして、
出るときは入れるんです。
あ、写真撮ってくればよかったかな。
でも写真撮るのちょっと恥ずかしいな。
券売機はなくて、窓口で駅員が販売してました。


過去の抜けた日記をまた帰国したら
写真と併せてアップする予定なので、
よかったらまた見に来てください。

デリー到着

昨晩ヴァラナシを出た列車は、約13時間走って、
今回ラストの駅、ニューデリー駅に到着。
ニューデリーはインドの首都だけども、
人口で言えばムンバイ、カルカッタに次ぐ第3位の都市。


まずは、成田行きのチケットを予約した代理店に。
駅前でオートのドライバーと値段交渉、
今までの都市と比べ、ふっかけてくる値段がはるかに高い、
そのぶん値段交渉すればするほど運賃があっと言う間にがくんと下がる。
…手間がかかるからとても面倒くさい。
デリーもやはり旅行者の間で評判がよろしくない。
代理店までの距離がよくわからなくてサイクルリクシャを捕まえた。
ちなみに、ある程度近ければサイクルリクシャでOKだけど、
2kmを超えるくらいの距離ならオートのほうが早い、というのが
私の大体の判断基準。
そしたら、そのこぎ手、私を数100メートル乗せて走り、
客待ちをしていたオートリクシャのドライバーに私を10ルピーで売ったのでびっくりした。
リクシャのこぎ手は私をオートに乗り換えさせ、マージンの10ルピーを受け取って
去って行った。どうやら私の目的地はサイクルリクシャで行くには遠いらしい。
さすがデリーのリクシャワーラー(こぎ手)やるなーと思った。


オートのドライバー、デリーっ子ではないらしく、
途中で道を尋ね尋ね、挙句私がガイドブックの地図を見ながら指示して
やっと到着した。


きれいで静かでエアコンのよく効いた代理店で、すでに支払済みのチケットを受け取り、
またオートを捕まえて安宿へ向かった。
デリーは何しろバックパッカーが多いから宿にはまず困らない。
大まかな場所と料金を言って、オートのドライバーに適当な宿に向かってもらった。
1軒目は満室だったので、そのホテルの系列店を案内してもらった。
きれいなわりに値段をまけてくれたので、そこのホテルに決定。1泊400ルピー。


部屋で一休みして、夕刻辺りを徘徊。
到着したときは気が付かなかったけど、そのホテルは
ニューデリー駅周りのメインバザールという、安宿街と土産物屋がひしめき合う、
旅行者のとても多い界隈だった。賑やかで楽しい。


さとうきびジュースが美味しいお店があった。
ガイドブックやネットで見かけたことのある宿があった。

ヴァラナシ 2日目

朝起きて、洗濯などして外出。
昨日のシルクショップに行ってもまだ閉まっていた。
市場周りをうろついていると、
日本語の達者な客引きっぽい男の子に声を掛けられた。
見ると、ちょっと見覚えがある。
5年前仲良くしてたグループの子だ。
と思ってたら相手もなんか気付いたらしく、
話してる間にだんだん思い出してきた。


すごく優しい子だったけど、5年経っても変わってなかった。
でも当時のあどけなさが抜けて、顔立ちが少し変わってた。
細い子だったけど、まー大きくなって、みたいな
なんか不思議と嬉しかった。


一人で行くのがなんか照れくさくて行けなかった
当時毎日入り浸ってたお決まりのチャイ屋にその子と一緒に行くと、
チャイ屋のアニキは全然変わってなかった。あの時と一緒だ。
記憶力がいいみたいで、私のことを覚えてくれてた。
まー、私は彼にとても迷惑を掛けたことがあったからなー。


そのあと、シルクショップへちょっと寄って、映画を見に行った。
『SHAKALAKA BOOM BOOM』
米国で暮らす音楽業界トップの作曲家2人の対立、そんなストーリー。
音楽がよかった。内容はぼちぼち。
でもきれいな映画館で寒いくらいエアコン効いてて
あーヴァラナシもちょっとずつ都会化していくんだなーと思った。


そのまま部屋に戻って、しばし休憩。
夕刻、チャイ屋に行ってまたおしゃべりした後、
ガンガ沿いをずーっとてくてく散歩した。
友人のヴァラナシっ子の男の子は、心底ヴァラナシを愛していた。


その後、プジャー(ヒンドゥーのお祈り)を見に行った。
途中でアブのような虫に刺されて痛かった。


部屋に戻ってパッキング後、ゲストハウスをチェックアウト、
バックパック背負ってまたチャイ屋へ。
しばらくおしゃべりして、再会した友人に別れを告げ、
リクシャーを拾って駅へ向かった。


21時頃、駅に到着、23時に出る列車でデリーに向かうため、
駅で2時間程度時間を潰し、やがてホームに入ってきた列車に乗車。
今までだったら、どこかしら空席があったのだけど、
この列車はさすがデリー行き、本当に満席らしく、
私と同じく予約せずに乗り込んだらしい乗客が何人か、
やむをえず適当なベッドの端に腰を下ろしている。
私も諦めて、荷物を下ろし、そのへんのベッドの端に
腰を掛けた。


うつらうつらしていると、切符の改札をしに駅員が回ってきたので、
ついでに、どこかベッドが空いたら知らせてほしい、とお願い。


またしばらくすると、鉄道警察のパトロールがやってきて、
いくつか質問され、ベッドを探してくれることに。
トロール隊が車掌らしい人と相談して、ちょっと行った先のベッド、
誰かが寝ていたのだけど、その人はどういうわけか下ろされ、
私がそこに寝ることに。スリーパーの追加料金を払った。
よかった。助かった。親切なインド人に感謝。
予約なしで強引にスリーパーに乗ってごめんなさい。